コンクリート技士に合格するために覚えること一覧⑤(設計・製造)

 過去3年の過去問から覚えるべきことを分野ごとにまとめています。

 ここでは設計、製造について書いています。

 

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設計

柱・梁

  • 柱の軸耐力を高めるために、コンクリートの圧縮強度を高くする。
  • 梁に作用するせん断力は、主にコンクリートとスターラップ(あばら筋)が負担する。
  • 梁の曲げ耐力を高めるためには、引張主鉄筋量を多くする

 

曲げ

  • コンクリートの引張応力は無視する。
  • 平面保持の過程が成立する。
  • ひずみは中立軸の距離に比例し、それは破壊に至るまで成立する。
  • 降伏強度の高い鉄筋を使用することは曲げ耐力を高めるために効果的であるが、変形性能の向上に繋がるわけではない。

 

破壊モード

  • 曲げ破壊は徐々に壊れ、せん断破壊は一気に壊れる脆性的な破壊となる。
  • せん断破壊は破壊の進行が確認できず、補修の余地がないため避けるべき破壊モードであり、曲げ破壊するように部材の設計するのが望ましい。

 

その他

  • かぶりコンクリートには、鉄筋とコンクリートの付着を確保する役割がある。

 

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製造

高流動コンクリート

  • 複雑な形状や狭隘部を持つ部位にもコンクリートを行き渡らせることができ、また充填・締固めに伴う騒音・振動を低減でき、なおかつ省人化に繋がる技術である。

 

即時脱型(即脱)

  • スランプ0cmの超硬練りのコンクリートを用い、硬練りコンクリートを型枠内に振動をかけながら投入し、振動と加圧による成形後に脱型する。インターロッキングブロックなどの単純で小型の部材に適用される。

 

加圧締固め

  • 圧力を加えて締め固め、余剰水や空気法を排出する方法で、コンクリートの脱水により水セメント比が小さくなり、強度や耐久性の増進が図られる。コンクリート矢板などに適用される。

遠心力締固め

  • 型枠を型枠を遠心機で回転させることで、コンクリートを遠心力で締め固める方法であり、余剰水は円筒の内側に排出される。プレストレスコンクリートパイルなどに適用される。

 

プレテンション
  • プレテンション方式とは、あらかじめPC鋼材を緊張しておき、コンクリートが所定強度に達したときに緊張を開放し、コンクリートに圧縮力を導入する方式である。コンクリートパイルなどに適用される。
ポストテンション
  • ポストテンション方式とは、あらかじめシース管を部材内に配置しておき、コンクリート硬化後にシース管内のPC鋼材を緊張することによってコンクリートに圧縮力を導入する方式である。

 

オートクレーブ養生
  • オートクレーブ養生とは、コンクリートを180℃・10気圧程度で養生する方法であり、高強度を得ることが可能である。オートクレーブ養生は、通常、常圧蒸気養生を用いコンクリートを硬化させ、型枠を脱型した後に行うものである。

 

常圧蒸気養生
  • 常圧蒸気養生では、コンクリートを型枠に詰めた後、蒸気によって加熱するが、加熱の前に2~4時間静置(前養生)することが重要である。

 

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