コンクリート技士に合格するために覚えること一覧へのリンク

 コンクリート技士に合格するために覚えること一覧へのリンクを貼っておきます。これらの記事に書かれていることは過去3年の過去問から抜粋していて、「これだけ覚えておけば合格できる」というものを厳選したものとなっています。

 なぜそうなるのか?っていう理屈は覚えるコストに比べて合格するに近づくっていう成果が小さくなる部分に関しては書かずに、覚えておくことだけを書いていたりしています。

 リンクを張って、コメントを記載していますが、リンクの中の僕が思う最重要項目について抜粋しています。「ここだけ覚えてけば合格できるというよりも、ここだけは覚えて試験に挑んでほしい」っていう部分になるので何度も復習して必ず頭に入れるようにしてください。

 

セメント・骨材・混和剤、混和材

concrete-gishi.hatenablog.jp

 

コメント

セメント

 セメントは以下の事項を必ず覚えてください。

  • 強度発現の順番は、早強セメント>普通セメント>中庸熱セメント>低熱セメントとなっている。また、強度の大小関係は材齢28日まで逆転されずに進行する。
  • 鉱物組成でアルミネート(C3A)の比率はセメントごとに中庸熱ポルトランドセメント:8%以下、低熱ポルトランドセメント:6%以下、耐硫酸塩ポルトランドセメント:4%以下となっている。
  • ちなみにアルミネートは一日強度の発現に寄与する。
  • 高炉セメントは高炉スラグの分量でA種:5%~30%、B種:30%~60%、C種:60%~70%となっている。
  • フライアッシュセメントはフライアッシュの分量でA種:5%~10%、B種:10%~20%、C種:20%~30%となっている。

 

骨材

 骨材は以下の事項を必ず覚えてください。

  • 粗骨材最大寸法:90%(質量)以上通過するふるいのうち、最小ふるいの呼び寸法を示す。
  • 粗粒率:40mm、20mm、10mm、5mm、2.5mm、1.2mm、0.6mm、0.3mm、0.15mm(9種類)のふるいを通過する質量分率の和をふるいの和を100で除したもの。
  • 吸水率=(表乾質量-絶乾質量)/絶乾質量
  • 表面水率=(湿潤質量-表乾質量)/表乾質量

 粗骨材最大寸法、粗粒率、吸水率、表面水率は覚えていれば、ただ計算するだけの得点源となる問題なので、是非、覚えてください。

 

混和剤・混和材

 混和剤・混和材は以下の事項を必ず覚えてください。

  • ポゾラン反応:フライアッシュ、シリカフューム(強度増進作用)
  • 潜在水硬性:高炉スラグ微粉末(強度増進作用)
  • マイクロフィラー効果:シリカフューム(強度増進作用)
  • 比表面積(粒子の細かさ)はシリカフューム:200,000cm2/g、高炉スラグ微粉末:3,000cm2/g~8,000cm2/g、フライアッシュ:1,500~5,000cm2/gとなっていて、シリカフュームが圧倒的に細かく、高炉スラグ微粉末、フライアッシュはセメントと同程度である。
  • 減水率は減水剤が最低で4%、高性能AE減水剤が最高で18%となっている。減水剤、AE減水剤は標準形、遅延形、促進形があり、高性能AE減水剤、流動化剤は標準形、遅延形があり、その他の混和剤は区分がない。

 

鋼材・水・配合 

concrete-gishi.hatenablog.jp

 

コメント

鋼材

 鋼材は応力~ひずみ関係を思い浮かべられれば解答できる問題が多いので、とにかく応力~ひずみ関係(物理的性質)を頭に入れておくのが大事です。

 応力~ひずみ関係が分かれば、

  • 強度区分に関わらずヤング係数は200,000N/mm2であること
  • 強度が高い(PC鋼棒)ほどひずみの伸びが小さく脆性的な破壊となり、強度が低い(鋼管)ほどひずみの伸びが大きく靭性のある破壊となることが分かります。

f:id:masa_mn:20181122094155p:plain

 

参照元:鉄筋、PC鋼棒、炭素繊維補強材の応力~ひずみ曲線について(平成29年問6)

 

 水は、上水道水、上水道水以外の水、回収水の区別を混同しがちなのでそこを覚える必要があります。

  • 上水道水:水道からでる水、説明不要
  • 上水道水以外の水:井戸水とか(一番水質基準が高い
  • 回収水:生コン工場などの洗浄によって発生する洗浄水から骨材を除いた水
  • 回収水は上澄水とスラッジ水に分かれ、上澄水は上水道水と同じように扱ってOKで、スラッジ水は水質検査を経てコンクリートに使用することが可能となります。

f:id:masa_mn:20181122094830p:plain

 

配合

 配合問題は、以下の表を埋められればおのずと解答が何かわかるようになるので、自分で枠を書いて埋められるようにしましょう。

 

f:id:masa_mn:20181122100116p:plain

 

また、この表を適切に埋めるためには以下の事項(ルール)を覚えておく必要があります。

 

  • 示方配合は1m3(=1000ℓ)となっている。
  • 体積×密度=質量、質量/密度=体積
    • 密度は水:1.0g/cm3、セメント:3.15g/cm3、骨材:2.5g/cm3程度と出題され、それぞれの単位量(示方配合における質量)が与えられるので、質量/密度=体積に代入することで体積を計算する。
  • 密度の単位は、g/cm3=kg/ℓ=t/m3のいずれかとするが、いずれも同じ割合となる。
  • 割合・比率は質量に関係する場合と体積に関係する場合がある
    • 水セメント比は質量に関係していて、細骨材率は体積に関係している。
  • 単位水量は質量を示す。
  • 水セメント比は質量の割合を示す。
  • 空気量は全体に対する体積の割合を示す。
  • 細骨材率は全骨材体積のうち、細骨材の体積の割合を示す。
  • 単位粗骨材かさ容積×実績率=粗骨材の体積
  • 示方配合は1m3(=1000ℓ)を基本とする。
  • コンクリートの単位容積質量(=1m3)は示方配合の全材料の合計質量のことである。
  • 水の密度は1.0g/cm3である。
  • 密度の単位は、g/cm3=kg/ℓ=t/m3のいずれかとするが、いずれも同じ割合となる。
  • 表面水率の分だけ細骨材を多く計量する必要がある。
  • 細骨材に含まれている水の量を水の計量値から差し引く必要がある。

 

フレッシュコンクリート・硬化コンクリート

concrete-gishi.hatenablog.jp

 

コメント

フレッシュコンクリート
  • エントラップエアとは、コンクリートの練混ぜ時に巻き込まれた気泡のことである。比較的気泡径が大きく(100μm)、ワーカビリティーの改善には役に立たない。

  • エントレインドエアとは、AE剤などによって連行された気泡径の小さい空気泡でワーカビリティーの改善に役立つ。

  • 細骨材の粗粒率が小さいということは粒子が細かいことを意味しており、粒子が細かくなると粘性が増加し、ブリーディングが減少する。
  • 水セメント比が小さいほど、粘性が増加するためブリーディングは減少する。
  • 粗骨材の最大寸法が大きいほど、個体ごとの質量が大きいため材料分離が生じやすくなる。
  • 細骨材率が大きいほど、粘性が高まり材料分離は生じにくくなる。
  • 水セメント比が大きいほど、粘性が低下し材料分離は生じやすくなる。
  • コンクリートの温度が低いと空気量は増加する。
  • 細骨材率が大きくなると、細骨材の0.3mm~0.6mmの粒子が多くなると空気量は増加する。

  • 細骨材中の0.15mm以下の微粒分量が多くなると、空気量は減少する。

  • 練混ぜ水に含まれるスラッジ固形分率が多くなると、空気量は減少する。

  • 高温や直射日光にさらされると水和反応が促進し凝結が促進する。

  • 塩化物が混入すると凝結が促進し、糖類や腐植土が混入すると凝結が遅延する。

 

硬化コンクリート 

 

 

試験・検査・軽量・特殊コンクリート

concrete-gishi.hatenablog.jp

 

設計、製品・製造

concrete-gishi.hatenablog.jp