混和材の種類と効果について(平成29年問4)

問題文

 下表は、混和材の種類、主な作用機構および付与される性能の例を示している。混和材の種類A~Dに関する次の組合せのうち、適当なものはどれか。

 

下表

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選択肢

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解答と解説

解答

1.が正しい。

 

解説

ポゾラン反応:フライアッシュ、シリカフューム

 ポゾラン反応とは、混和材自体に水と反応して固まる(水硬性)はないものの、含まれている可溶性の二酸化けい素(Sio2)がセメントの水和時に生成される水酸化カルシウムと化合して、不溶性の水和物を生成する性質を示す。フライアッシュ、シリカフュームなど。

 

潜在水硬性、高炉スラグ微粉末

 単に水を混ぜただけでは硬化しないが、同時に刺激剤が存在するときに硬化する性質を示す。高炉スラグ微粉末など。

 

マイクロフィラー効果:シリカフューム

 マイクロフィラー効果とは、セメント粒子の間(間隙)にもっと粒が細かい粒子(シリカフューム)が充填されることで耐久性が向上することを言う。シリカフュームなど。

 

ケミカルプレストレス:膨張材

 

 化学的に膨張作用を与え、型枠による拘束を利用してコンクリートにプレストレスを与えること。膨張材など。

 

プレストレス

 コンクリートは圧縮に強く、引張に弱い性能を持つため、あらかじめ耐久性のある圧縮力を与える(=プレストレス)ことで見た目上、引張力が強くなること。

 

 引張破壊するときの応力はプレストレスの有無にかかわらず同じとなるが、圧縮を与えておくことで引張荷重を大きくとることができる。

 

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