マスコンクリートの温度ひび割れ抑制対策について(平成29年問32)

問題文

  マスコンクリートの温度ひび割れ抑制対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

 

  1. 混和剤をAE減水剤から高性能AE減水剤に変更した。
  2. 粗骨材の最大寸法を小さくした。
  3. 膨張材を使用した。
  4. 熱膨張係数の小さい骨材を使用した。 

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解答と解説

解答

2.粗骨材の最大寸法を小さくした。が不適当である。

 

解説

1.混和剤をAE減水剤から高性能AE減水剤に変更した。

 AE減水剤よりも減水率の高い高性能AE減水剤を用いることで単位水量を減らすことができ、ひいては単位セメント量を減らすことができる

 

2.粗骨材の最大寸法を小さくした。

 粗骨材最大寸法を小さくすると、実積率が小さくなり、単位水量が大きくなる。単位水量が大きくなると単位セメント量が大きくなり、温度応力が大きくなる。

 

3.膨張材を使用した。

 膨張材によって膨張作用を与える一方で、鉄筋などの拘束があるためコンクリートにはケミカルプレストレスが導入される。あらかじめ圧縮力を与えることで温度応力による引張力を相殺することでひび割れ発生を防ぐ。

 

4.熱膨張係数の小さい骨材を使用した。 

 熱膨張係数の小さい骨材を使用することでコンクリートの熱膨張も緩和されるため膨張量・収縮量が低減される。 

 

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