ふるい分け試験(粗粒率・粗骨材の最大寸法)(平成29年問3)

問題文

 下表は、粗骨材のふるい分け試験の結果である。この粗骨材の最大寸法と粗粒率の組合せとして、正しいのはどれか。

 

  1. 粗骨材最大寸法:20mm-粗粒率:6.74%
  2. 粗骨材最大寸法:20mm-粗粒率:7.21%
  3. 粗骨材最大寸法:25mm-粗粒率:6.74%
  4. 粗骨材最大寸法:25mm-粗粒率:7.23%

 

下表

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下表のテキスト版

ふるいの呼び寸法-とどまる質量分率(%)

  • 30mm-0%
  • 25mm-2%
  • 20mm-11%
  • 15mm-47%
  • 10mm-70%
  • 5mm-94%
  • 2.5mm-99%
  • 1.2mm-100%
  • 0.6mm-100%
  • 0.3mm-100%
  • 0.15mm-100%

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解答と解説

3.粗骨材最大寸法:25mm-粗粒率:6.74% が正しい。

 

解説

 それぞれの定義は以下のとおりです。

  • 粗骨材最大寸法:90%(質量)以上通過するふるいのうち、最小ふるいの呼び寸法を示す。
    • 設問で与えられる条件は「ふるいに留まる質量分率」なので、100%から差し引いて「通過する質量分率」に変換する必要がある。
  • 粗粒率:指定されたふるいの和を100で除したもの。
    • 指定されたふるい:40mm、20mm、10mm、5mm、2.5mm、1.2mm、0.6mm、0.3mm、0.15mm(9種類)
        • 40mmから始まり、ふるいの目が半分になっていって0.15mmで終わり、9種類のふるいが該当すると覚えるのがよい。

       

 

粗骨材最大寸法

 粗骨材最大寸法はふるいを通過するものを対象としているので、とどまる質量分率から通過する質量分率を算出した。(100-とどまる質量分率)

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 よって90%以上通過する中で最もふるいが小さいのは25mmとなる。

 

粗粒率

 指定ふるいの和を算出し、100で除すと粗粒率は6.74となる。

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ポイント

  • それぞれの定義を覚える。
    • 粗骨材最大寸法:90%が通過する最小ふるいは、粗骨材の定義である重量の85%以上が5mmであると混同しやすいので注意する
  • 粗粒率は指定されたふるいが9種類であることと、最大ふるいの40mmから2で除したものが該当すると覚える。
    • この問題でも40mmふるいの結果を省略しているが、これは混乱させることが目的である。30mmふるいでとどまるものが0%であれば、必然的に40mmふるいもとどまるものが0%であることを頭に入れておく。

 

分野ごとの過去問まとめへのリンク

concrete-gishi.hatenablog.jp