コンクリートの表面仕上げおよび養生について(平成29年問26)

問題文

 コンクリートの表面仕上げおよび養生に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

 

  1. コンクリート構造物の耐久性を高めるために、ブリーディング水を処理する前に表面仕上げを行った。
  2. コンクリート表面の収縮ひび割れを発生させないために、金ごて仕上げを幾度も繰り返し行った。
  3. 鉄筋位置の沈下ひび割れを取り除くために、コンクリートの凝結の終結を待ってタンピングを行った。
  4. コンクリート上面からの水分蒸発を防ぐために、膜養生剤を表面仕上げの終了直後に散布した。

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解答と解説

解答

 4.コンクリート上面からの水分蒸発を防ぐために、膜養生剤を表面仕上げの終了直後に散布した。が適当である。

 

解説

1.コンクリート構造物の耐久性を高めるために、ブリーディング水を処理する前に表面仕上げを行った。

 ブリーディング水が混入すると水セメント比が大きくなる部分ができる恐れがあるため、処理後に表面仕上げを行う。

 

2.コンクリート表面の収縮ひび割れを発生させないために、金ごて仕上げを幾度も繰り返し行った。

 過度な金ごて仕上げを行うと、表面にセメントペーストが集まり過ぎて収縮ひび割れが発生しやすくなる。

 

3.鉄筋位置の沈下ひび割れを取り除くために、コンクリートの凝結の終結を待ってタンピングを行った。

 コンクリートの沈降によって鉄筋位置にひび割れが発生することがある。そのためコンクリートの凝結が終了する前にタンピングなどによってひび割れを取り除くことが有効となる。

 

4.コンクリート上面からの水分蒸発を防ぐために、膜養生剤を表面仕上げの終了直後に散布した。

 コンクリート上面から常に水分の蒸発が発生している。そのためブリーディング水の処理を行ったあとでできるだけ早いタイミングで膜養生を行ったほうが良い。

 

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