柱・梁の打継ぎ位置について(平成29年問24)

問題文

  下図に示すような柱と梁のコンクリートの打込みに際して、施工上の打継目を設ける計画とした。柱および梁の打継目の位置の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、柱の高さは3m程度とする。

 

f:id:masa_mn:20180916095345p:plain

 

下図

 

f:id:masa_mn:20180916095144p:plain

 

f:id:masa_mn:20180918122831j:plain

 

 

解答と解説

解答

2.が適当である。

 

解説

 コンクリートの打継目は、完全に一体とはなりにくいため、水密性や耐久性が低下しやすい。打継はできるだけ少なくし、打継目の位置は、せん断応力が小さい位置に設け、打継ぎ面を部材が圧縮力を受ける方向と直角とするのが基本である。

 柱、壁の水平打継目は、床スラブ・梁の上端または下端に設ける。

 梁・床スラブなどの鉛直打継目は、スパンの「中央付近」に設けるのが基本となる。ただし、示方書ではせん断応力が小さい位置として、スパンの「中央付近」に設けると規定しているのに対し、JASS 5では「スパンの中央付近または端から1/4付近」に設けると規定している。端から1/4の位置は曲げ応力が最も小さい位置になるので曲げひび割れを防ぐ意味では合理的である。

 

分野ごとの過去問まとめへのリンク

concrete-gishi.hatenablog.jp