コンクリートの運搬について(平成29年問22)

問題文

 コンクリートの運搬に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。  

 

  1. コンクリートを下向きに圧送する方が、上向きに圧送するより配管内での閉塞が生じやすい。
  2. JIS A 5308(レディミクストコンクリート)では、練混ぜ開始から荷卸し地点に到着するまでの時間が規定されている。
  3. 土木学会示方書およびJASS 5では、練混ぜから打込み終了までの時間が規定されている。
  4. コンクリートの圧送に先立って用いる先送りモルタルは、型枠内に打込むことができる。

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解答と解説

解答

4.コンクリートの圧送に先立って用いる先送りモルタルは、型枠内に打込むことができる。が不適当である。

 

解説

1.コンクリートを下向きに圧送する方が、上向きに圧送するより配管内での閉塞が生じやすい。

 下向きに圧送すると自然流下するが、自然流下に伴い配管内の圧力が負圧となり、流動性が高い水が分離し、コンクリートが閉塞しやすくなる。

 

2.JIS A 5308(レディミクストコンクリート)では、練混ぜ開始から荷卸し地点に到着するまでの時間が規定されている。

 JIS A 5308では、練り混ぜ開始から荷卸し地点に到着するまでの時間を1.5時間以内と規定している。

 

3.土木学会示方書およびJASS 5では、練混ぜから打込み終了までの時間が規定されている。

 示方書およびJASS 5では練混ぜから打込み終了までの時間が規定されている。JISの荷卸し地点に到着と異なることに注意する。

 

4.コンクリートの圧送に先立って用いる先送りモルタルは、型枠内に打込むことができる。

 先送りモルタルは物性が異なるため型枠に打ち込んではならない。

 

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