コンクリートの圧送について(平成29年問21)

問題文

  コンクリートポンプによる圧送に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。

 

  1. コンクリートの単位セメント量が少ない方が、圧送性が低下する。
  2. コンクリートの細骨材率が高い方が、圧送性が低下する。
  3. コンクリートのスランプが小さい方が、圧送性が低下する。
  4. 事前吸水(プレウエッティング)を行っていない軽量骨材を用いたコンクリートは、閉塞が生じやすい。

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解答と解説

解答

2.コンクリートの細骨材率が高い方が、圧送性が低下する。が不適当である。

 

 

解説 

1.コンクリートの単位セメント量が少ない方が、圧送性が低下する。

 単位セメント量が少ないとセメントペースト量が減るため圧送性が低下する。

 

2.コンクリートの細骨材率が高い方が、圧送性が低下する。

 細骨材率が高いと粗骨材よりも細骨材の方が多くなり、その結果、モルタル分が増加するため圧送性が向上する。

 

3.コンクリートのスランプが小さい方が、圧送性が低下する。

 スランプが小さいと流動性が低下するため、圧送性が低下する。

 

4.事前吸水(プレウエッティング)を行っていない軽量骨材を用いたコンクリートは、閉塞が生じやすい。

 軽量骨材は密度が低く吸水率が高い。そのため事前吸水をしないで使用するとコンクリート中の水を吸水してしまい、セメントペースト中の水分が減少する。

 

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