アルカリシリカ反応の抑制方法について(平成29年問15)

問題文

 アルカリシリカ反応の抑制方法に関する次の記述のうち、JIS A 5308付属書B(アルカリシリカ反応抑制対策の方法)に照らして、誤っているものはどれか。 

 

  1. コンクリートの水セメント比を55%以下とする。
  2. コンクリート中のアルカリ総量を3.0kg/m3以下とする。
  3. フライアッシュの分量が15%以上のフライアッシュセメントB種を使用する。
  4. アルカリシリカ反応性試験(モルタルバー法)で無害と判定された骨材を使用する。

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解答と解説

解答

1.コンクリートの水セメント比を55%以下とする。が誤っている。

 

 

解説

アルカリシリカ反応発生条件
  • 反応性鉱物を含む骨材が存在すること(シリカ)
  • 高いアルカリ量が存在すること(セメントなど)
  • コンクリートが多湿または湿潤状態に置かれていること(水)

 

1.コンクリートの水セメント比を55%以下とする。

 水セメント比を小さくすると、セメントが多くなり、アルカリを供給することとなり、アルカリシリカ反応を促進する方向となる。

 

2.コンクリート中のアルカリ総量を3.0kg/m3以下とする。

 正しい。

 

3.フライアッシュの分量が15%以上のフライアッシュセメントB種を使用する。

 混合セメントはアルカリシリカ反応の抑制に効果がある。高炉セメントB種を用いる場合は高炉スラグの分量は40%以上でなければならないと規定している。

 

4.アルカリシリカ反応性試験(モルタルバー法)で無害と判定された骨材を使用する。

 正しい。

 

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