フレッシュコンクリートの材料分離について(平成29年問11)

問題文

  フレッシュコンクリートの材料分離に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。

 

  1. 粗骨材の最大寸法が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。
  2. 細骨材率が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。
  3. 細骨材の粗粒率が小さいほど、ブリーディングは減少する。
  4. 水セメント比が小さいほど、ブリーディングは減少する。

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解答と解説

解答

1.粗骨材の最大寸法が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。が不適当である。

 

解説

1.粗骨材の最大寸法が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。

 分離をさせようとする力は質量で寸法の3乗に比例し、分離を妨げる力は表面積であり寸法の2乗に比例する。質量の影響の方が大きいため、寸法が大きいほど分離しやすくなる。

 

2.細骨材率が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。

 細骨材が多いほど粘性があり、全体的に材料分離が生じにくくなり、粗骨材の絶対量も少ないほど材料分離が生じにくくなる。

 

3.細骨材の粗粒率が小さいほど、ブリーディングは減少する。

 粗粒率が小さいということは粒子が細かいことを意味している。粒子が細かくなると粘性が増加し、ブリーディングが減少する。

 

4.水セメント比が小さいほど、ブリーディングは減少する。

  水セメント比が小さいほど粘性が増加するため、ブリーディングは減少する。

 

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