コンクリートの配合補正について(平成28年問7)

問題文

 同一スランプのコンクリートを得るための配合の補正に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。

 

選択肢

  1. 細骨材率を大きくする場合、単位水量を大きくする。
  2. 細骨材を粗粒率が大きいものに変更する場合、細骨材率を小さくし、単位水量を大きくする。
  3. 単位水量を一定に保ったままで、水セメント比を小さくする場合、細骨材率を大きくする。
  4. 粗骨材を砕石から川砂利に変更する場合、単位水量を一定とし、細骨材率を小さくする。 

f:id:masa_mn:20180923090124j:plain

 

 

解答および解説

解答

1.細骨材率を大きくする場合、単位水量を大きくする。 が適当である。

 

解説

1.細骨材率を大きくする場合、単位水量を大きくする。

 細骨材率を大きくするとコンクリートの粘性が増大するため、同一のスランプを得るために単位水量を大きくする。

 

2.細骨材を粗粒率が大きいものに変更する場合、細骨材率を小さくし、単位水量を大きくする。

 粗粒率を大きくすると流動性は向上するが、材料分離抵抗性が低下する。そのため細骨材率を大きくする。

 細骨材率の増加による粘性の増大と粗粒率の増加による粘性の低下が相殺し、単位水量を大きくする必要はない。

 

3.単位水量を一定に保ったままで、水セメント比を小さくする場合、細骨材率を大きくする。

 水セメント比を小さくすると粘性が増大するため、細骨材率を小さくする必要がある。

 

4.粗骨材を砕石から川砂利に変更する場合、単位水量を一定とし、細骨材率を小さくする。 

 砕石に比べると川砂利は粒形が良好で、コンクリートの流動性が向上する。そのため単位水量を小さくすることができる。

 

 

似ている問題へのリンク

concrete-gishi.hatenablog.jp

 

分野ごとの過去問まとめへのリンク

concrete-gishi.hatenablog.jp