高流動コンクリートについて②(平成28年問34)

問題文

 高流動コンクリートに関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。

  

選択肢

  1. スランプフローの保持性能に優れた配合にすると、凝結時間は長くなる。
  2. 材料分離抵抗性を付与する方法によって、粉体系、増粘剤系および併用系に分類される。
  3. 自己充填性を高めるためには、実績率の小さい粗骨材を用いることが有効である。
  4. 増粘剤は、セメントペーストや水の粘性を高めて材料分離抵抗性を付与する。

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解答と解説

解答

3.自己充填性を高めるためには、実績率の小さい粗骨材を用いることが有効である。 が不適当である。 

 

解説

1.スランプフローの保持性能に優れた配合にすると、凝結時間は長くなる。

 スランプフローの保持性能に優れた配合にすると、その分だけ凝結時間も長くなる。

 

2.材料分離抵抗性を付与する方法によって、粉体系、増粘剤系および併用系に分類される。

 正しい。

 

3.自己充填性を高めるためには、実績率の小さい粗骨材を用いることが有効である。

 実績率の小さい粗骨材は、粒子の形状が丸みをおびておらず、自己充填性を高めるためにはコンクリートの流動性を高める必要があり、そのためには粒子の形状の良い、実積率の高い粗骨材を用いる必要がある。

 

4.増粘剤は、セメントペーストや水の粘性を高めて材料分離抵抗性を付与する。

  正しい。ちなみに増粘剤にはセルロース系、アクリル系、バイオポリマー系などがある。

 

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