異形棒鋼の力学的性能について(平成27年問6)

問題文

 JIS G 3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)に規定されているSD345とSD490について、これらの性能を比較した次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。

 

選択肢

  1. 弾性係数(ヤング係数)は、SD345とSD490でほぼ同じである。
  2. 熱膨張係数(線膨張係数)は、SD345とSD490でほぼ同じである。
  3. 降伏点の下限値は、SD345のほうがSD490よりも大きい。
  4. 破断伸びの下限値は、SD345のほうがSD490よりも大きい。

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解答および解説

解答

3.降伏点の下限値は、SD345のほうがSD490よりも大きい。 が不適当である。

 

解説

1.弾性係数(ヤング係数)は、SD345とSD490でほぼ同じである。

 鋼材のヤング係数は強度区分・降伏点によらず200,000N/mm2となっている。

 

2.熱膨張係数(線膨張係数)は、SD345とSD490でほぼ同じである。

 鋼材の熱膨張係数は強度区分・降伏点によらず10×10-6となっている。

 

3.降伏点の下限値は、SD345のほうがSD490よりも大きい。

 それぞれの降伏点はSD(←異形棒鋼を意味する。)の末尾の3桁の数字となっているため、SD490の方が降伏点の下限値は大きい。

 

4.破断伸びの下限値は、SD345のほうがSD490よりも大きい。

 鋼材の特性として強度が大きいほど、伸びが小さくなるためSD490のほうが破断伸びが小さくなる。

 

 

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