プレストレストコンクリートについて②(平成27年問40)

問題文

 プレストレストコンクリートに関する次の一般的な記述のうち、適当なものはどれか。

 

選択肢

  1. プレテンション方式は、プレキャストコンクリート工場で同一の製品を大量に製造する場合に採用されることが多い。
  2. 導入されたプレストレスは、コンクリートのクリープに伴い増大する。
  3. ポストテンション方式のアンボンド工法では、シース内にグリースを注入するなどして、PC鋼材とコンクリートの間に付着応力を発生させないようにする。
  4. ポストテンション方式のボンド工法では、シースとPC鋼材の隙間にグラウト(セメントミルク)を注入することで、コンクリートとPC鋼材の付着を確保する。

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解答および解説

解答

2.導入されたプレストレスは、コンクリートのクリープに伴い増大する。 が不適当である。

 

解説

1.プレテンション方式は、プレキャストコンクリート工場で同一の製品を大量に製造する場合に採用されることが多い。

 正しい。具体的には床版などが製造される。

 

2.導入されたプレストレスは、コンクリートのクリープに伴い増大する。

  コンクリートがクリープするということは、圧縮力によって収縮変形するということである。そのため導入されたプレストレスは減少する。

 

3.ポストテンション方式のアンボンド工法では、シース内にグリースを注入するなどして、PC鋼材とコンクリートの間に付着応力を発生させないようにする。

 ポストテンション方式は、コンクリートが所定の強度に達した後にPC鋼材を緊張する方法である。アンボンド工法は、PC鋼材と周囲のコンクリートとを付着させない工法である。シース内にグリースを注入するなどして、PC鋼材を保護するとともにコンクリートとの間に付着応力が発生しないようにする。 

 

4.ポストテンション方式のボンド工法では、シースとPC鋼材の隙間にグラウト(セメントミルク)を注入することで、コンクリートとPC鋼材の付着を確保する。

  ボンド工法は、アンボンド工法と異なり、コンクリートとPC鋼材を付着させる工法である。セメントミルクなどを注入し、コンクリートとPC鋼材を一体化する。

 

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