コンクリートの打込みおよび締固めについて②(平成27年問25)

問題文

 コンクリートの打込みおよび締固めに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。

 

選択肢

  1. 外気温が30℃だったので、打重ね時間間隔の限度を150分とした。
  2. 十分に締固めを行うために、打込みの1層の高さを50cmとした。
  3. 振動機の挿入跡が残らないように、棒形振動機を徐々に引き抜いた。
  4. 直径50mmの棒形振動機を用いたので、振動機の挿入間隔を50cmとした。

f:id:masa_mn:20181007111832p:plain

 

解答および解説

解答

1.外気温が30℃だったので、打重ね時間間隔の限度を150分とした。 が不適当である。

 

解説

1.外気温が30℃だったので、打重ね時間間隔の限度を150分とした。

 打重ね時間間隔の限度は外気温によって以下のように規定されている。

  • 25℃以上の場合:120分以内
  • 25℃未満の場合:150分以内

 打重ね時間間隔はコンクリートを打ち重ねた場合に、前層と後から打ち足したコンクリートが一体とならないこと(コールドジョイント)を防止するために遵守する必要がある。

 

2.十分に締固めを行うために、打込みの1層の高さを50cmとした。

  適切に締め固められる範囲の打込み高さは50cm程度であるため正しい。

 

3.振動機の挿入跡が残らないように、棒形振動機を徐々に引き抜いた。

  素早く引き抜くと挿入後が残る恐れがあるため正しい。

 

4.直径50mmの棒形振動機を用いたので、振動機の挿入間隔を50cmとした。

  振動機の挿入間隔は、振動機の能力に応じて決める。公称棒径45mmの振動機を使用する場合の振動機の挿入間隔は、示方書では50cm以下、JASS 5では60cm以下と規定している。直径50mmの振動機は45mmよりも能力が高く、挿入間隔50cmは両者の規定を満足する。

 

似ている問題へのリンク

concrete-gishi.hatenablog.jp


 

分野ごとの過去問まとめへのリンク

concrete-gishi.hatenablog.jp